結婚式節約術:自己資金20万の結婚式で海外トップブランドのドレスを着た方法

こんにちは~
秋は結婚式シーズン。

私は今年5月に自分の挙式披露宴を行ったのですが、夫が独立したてだったこともあり、かなり経済的にメリハリをつけて(つまり削れるところは削って)結婚式を行いました。

努力の結果、自己資金は20万円、あとはご祝儀だけで最高の挙式披露宴を行うことができました。
自己資金は100~300万円ほども出す人が多いので、かなり少ない方だと思います。

(※自己資金=ご祝儀以外に、自分たちのお財布から出す結婚式費用のこと。)

それでも、満足度はとても高く、参列いただいたゲストからの評価もよく、結婚式としては大成功でした!

私としては、アメリカのトップブランド、ヴェラウォンのウェディングドレスを着られたことが何よりも満足でした♡
(ヴェラウォンはとっても有名なブランドで、そのウェディングドレスを着ることはプレ花嫁の憧れなんですよ!!!)

そんなわけで、私が実際に結婚式でやってよかった節約術、今回はドレス編。
一番着たかった運命の一着である、海外トップブランドのウェディングドレスを私がいかに安く手に入れたかということを書いていきます!

ドレスショップは柔軟に選ぶ

「持込料がかかるから、提携のドレス屋さんで」は間違い

さて、結婚式といえば、まずみなさん式場から決めますよね~
ゼクシィを買って、ページをめくって、なんだーほぼ広告じゃーんとか思いながらも、気になる式場をピックアップしてブライダルフェアに行きます。

ゼクシィ相談カウンターとかに行く人も多いかもしれません。

式場の決め方については、以前本命は三つ目にという記事を書いていますので、まだ決めていない方はそちらもどうぞ。
式場が決まると、式場の方が提携のドレスショップの案内をしてくれ、大体の場合、そのままドレスの試着に行くと思います。

でも、ちょっと待って。

ドレス選び、式場の言われたままにショップに行ってない?

提携の式場にそのまま試着にいって、ドレスを着てみて、初めてのウェディングドレスを着てテンション上がっちゃう!!!
のはよくわかるのですが、そのまま契約してしまうのはちょっと待ってほしいのです。

式場の提携しているドレスショップに多くの人が行くのは、そこ以外のドレスショップからドレスをレンタルしたり、購入した場合は「持込料」といって一定の手数料を式場に払わないといけないから。

持込料は式場によってまちまちだけど、ドレスだと大体30,000円~くらい発生してきます。
(式場によっては、アニ~など、ドレスの持込が完全NGなところまであります。ドレス持込がNGな場合、今回の節約術は通用しないので、すみません、諦めましょう。契約前に要確認です。)

式場はドレスショップからキックバックをもらってる

そうやって、このショップ以外では持込料が発生しますよ~って言って、お客さんの囲い込みをしてるんですね。

式場で囲い込みしてもらうことは、ドレスショップにとってもすごく有益なので、当然式場に対してドレスショップはお金を払っています。
式場はキックバックをもらって、ドレスショップをその式場に決めたお客さんに紹介しているんですね。

私も最初は、「持込料がかかるよりはかからない方がいいし、式場が勧めるショップなら、きっと種類も豊富で気に入るドレスがあるだろう」と思い試着に行ったのですが。
思いのほか、気に入ったドレスになかなか出会えなかったんです。

何度も何度も提携のショップで試着をして、それでも納得できないので、提携していない他のショップにも行ってみることにしました。

提携ショップ以外の方が安いことが発覚!!!!


インターネットでドレスショップを調べてみると、お値段は本当にピンキリ。

提携のドレスショップでは、レンタルでも20万円~30万円以上のドレスばかりだったので、購入でも、数万円のところもあり、オーダードレスでもこんなに安いのがあるのか~!と衝撃を受けました。

それまでは、なんとなく「レンタルの方が購入(オーダードレス)よりも安いはずだ」という考えがあったのですが、そんなことなかったんですね。

早速試着の予約をして、私はYnsさんとかTIGLILYさんなんかに行きました。

レンタルだとTIGさんも試着に行きましたが、格安な価格帯でドレス生地もしっかりしていました!

そんなこんなで、だいぶあちこち行きましたが、最後に記念試着と思って行った伊勢丹ブライドで運命の出会いをしました。

運命のウェディングドレスとの出会い

伊勢丹ブライドでの試着

伊勢丹ブライドでは、あるお目当ての海外ブランドがあり、試着に行きました。ヴェラウォンです。

伊勢丹ブライドで扱っているのはセル(オーダーして購入)商品しかなかったので、あくまでも試着だけ、というつもりだったのですが、お目当てのヴェラウォンのドレスを着た途端、気が変わってしまいました。

その時の気持ち。
だめだ、これが着たい!!!!♡
このドレスこそ私の運命のドレスだーーーーー♡♡♡

何がそんなによかったって、ドレスの見た目はもちろん、着た時にとにかく軽かった
しかも、レンタルドレスの試着の時には必ずドレスを着る前にはく、パニエ(ドレスを膨らませるための骨組みのようなやつ)さえもいらないと言われてびっくりしました。

そのドレスの素材はシルクオーガンジーで、「ドレスの素材が軽いため自然に空気を含んで広がるから、パニエは必要ない」ということでした。
シルクですよシルク!!!!!

腰には、うすーいベージュのサッシュリボンが付属であって、ビスチェ部分(上半身)には繊細なチュールとシルクオーガンジーの飾り。

スカートの中にも繊細なチュールが何層にも縫い込まれていて、スカートのボリュームを出す役割を果たしていました。

案内してくれた店員さんが「このドレス、お客様の式場とはすごく合いそうですね~」と言った瞬間、私はこのドレスを着る!と決めていました。




本当に素敵なドレスはレンタルにはない→ウェディングドレスを購入する!?

上にも書きましたが、上質なドレスはとにかく繊細なんだ、と思いました。

逆にいうと、レンタルショップでレンタルができるドレスは、どれもとても頑丈に作られたもの。
何人もレンタルして、着用して、クリーニングに出して、またレンタルに出すという流れを繰り返すんだから、ドレスの素材が丈夫じゃないと、商売にならないですよね。

だから、レンタルショップのドレスは化学繊維でできているものが多かったり、重かったり。

着用した感じとか、デザイン性を一番の優先事項にもって来れないんですね、きっと。
何度クリーニングしても傷まないことが、一番の優先事項だから。

本当に上質なドレスを着て、そのことがよく実感できました。

でも、でも、上質なドレスはもちろん高いのです。

実際私が伊勢丹ブライドで気にいったヴェラウォンのウェディングドレスも、セルで45万円でした。
そのまま買ったら、完全に予算オーバーです。

じゃあ、どうするか?

新提案:買って売るという選択肢

単刀直入に言うと、私は運命のドレスを着ることができました。

方法は、「メルカリで買って、メルカリで売った」だけ。

メルカリを最大限活用

別にメルカリでなくてもいいのですが、要はセカンドオーナーとしてドレスを買って、自分が着用したあとまた売りました。

実は、ウェディングドレスってものすごくたくさん、フリマアプリに出品されてるんです!
一回しか着ないから、もう要らないけど、捨てるのはもったいないな~っていう人が多分たくさんいるんだと思います。

特に、45万、あるいはそれ以上お金を払って買ったドレスならなおさらですよね!
ちなみに、ドレスだけでなくベールとか、グローブといった小物から、男性のタキシード類まで本当になんでも出品されています。

サイズ感が気になるところですが、私の場合伊勢丹ブライドでドレス本体を試着したときに、そのドレスのサイズがわかっていたので、同じサイズのものをメルカリで探しました。

買った方が安上がり!になることも

メルカリを最大限活用したことによって、購入額から売却額を差し引きすると、大体5万円くらいで運命のウェディングドレスを着ることができました!!!
節約大成功です!!!

ただ、私の場合は持込料が3万円発生したことと、提携のドレスショップで一度契約をしてしまっていたので、そのキャンセル料が別途3万円ほどかかりました。

でも、その分を足しても10万円ちょっとなので、レンタルで20万円30万円かかっていたことを考えると、ものすごく安かったと言えます。
持込料のことを計算に入れても、安いこともあるんです。

しかも、本当に着たかった海外ブランドの最高の一着を着ることができて、私の満足度は200%でした♡

結論からいうと、購入ってコスパよすぎた

ドレスを購入したことで、何度も着られて、本当にコスパがよかったです。

挙式前にも、部屋でドレスを眺めて、挙式当日を妄想して楽しんでいましたし、海外にも自由に持っていけるので、前撮りも後撮りも思いのままでした。

いつでも、何度でも好きな時に着ることができるのが、購入ドレスの強みです。

私は、挙式披露宴のあと、新婚旅行でイタリアに行ったときに持っていき、現地でコロッセオを背景にロケーションフォトを撮ってもらいました!

もちろん、挙式前だって、ビーチでのロケーションフォトなど前撮りも思いのまま!

レンタルドレスだと、本当に挙式当日しか着ることができないので、こんなに何度も大好きな一着を楽しむことはできなかったなぁと思います。

ドレス選びは妥協しないで!!!


長くなりましたが、言いたいことは「ドレス選びは妥協せず、自分がこれだ!!!!♡」って思えるものを着た方が絶対いいってこと。

それで、その運命のドレスが例えセルしかなかったとしても、それを着る方法はたくさんあるよってことです。

「提携のレンタルドレスショップだけが、ドレス選びの選択肢じゃない」ってことを頭の片隅に置いて、ドレス探しをしてもらえたらなって思います。
そしたらもっと自由に選べるし、結婚式の費用の中でもだいぶ高額な衣装代を節約することにもつながるんです。

ぜひ、プレ花嫁のみなさんは、たくさんショップを回って、自分が本当に着たいドレスと出会ってください!
そして、削れるところは削って、式場の言いなりにならず、賢く結婚式をしましょう♩