これから就職活動をする方、転職を考えている方。
入社してすぐ倒産するような会社には入りたくないですよね。
情報収集は非常に重要です。
社会人になってからも、
「日経新聞は社会人のたしなみ!」とか「新社会人はとりあえず日経新聞をよめ!」と言われますが、実際「読まなきゃ」という気持ちだけだと、なかなか続かない。楽しく続けるにはどんな風に読んだらいいのでしょう?
読むべき必須ページ、読まなくてもいいページ
「読まなきゃ」と思いつつ新聞を読み始めたけれど、続かない!そんな人は、がんばり過ぎです。はっきりいって、日経新聞には、読むべきページと読まなくてもいいページがあります。
読むべき必須紙面
日経新聞の特徴は、他の全国紙と比べても企業の情報が非常に豊富だということです。なので、読むべき必須ページは以下になります(カッコの中は紙面上部のカテゴリー)。
- トップ(1P)
- 経済(5Pあたり)
- 企業総合、企業、企業・消費(11P〜15Pあたり)
これさえおさえておけば、とりあえず企業の情報がたくさんでてきます。
話題になっている会社は、よくも悪くもすぐに把握できるようになるでしょう。
活字が本当に苦手な人は、ここまででも結構です。
余裕があれば
次に、もう少し余力があり経済情報もおさえたいな、という場合、上のページに加えて以下も読んでみましょう。
- 総合(2P、3P)
- 投資情報など
ここまでが読むべきページです。
総合のページは、世界のGDPの話や金利の話など、企業情報よりももっと大きな経済全体の話が書いてあるので、この辺も頭に入れておくと仕事や就職活動の面接で役に立つかもしれません。
逆にいうと、ここであげなかった政治のページや国際面などは、日経新聞ではあまり重視されていません。重視されていないから読まなくていいわけでもないのですが、ひとまずビジネスですぐに必要な情報、という意味では優先度は低いです。
政治や世論、震災など社会的な記事については、朝日新聞の方がよっぽど豊富で紙面も多くを割いて書かれています。
その新聞が力を入れているカテゴリーを読むのが、一番情報収集という意味では効率的でしょう。
見出し・導入は必須、内容はだいたいでいい
次に、記事の読み方。
読むページをしぼっても、忙しい毎日では一面読むのも大変。
そんな時は、記事を効率よく読みましょう。
日経新聞の良いところは、見出しだけ読んでもだいたいの内容がわかることです。
読む順番はこんな感じ
- 見出し
- 小見出し(あれば)
- 導入部分
- ざっと本文
という感じ。
まあ、これは常識でしょ!と思うかもしれませんが、意外ととても重要です。記者の方は、見出しだけで読者がすぐに内容を理解できるようにものすごく努力しているわけです。
なので、見出しの意味を考えながら読み、導入部分を読むと概要はつかめます。
見出しを読むときに注意すべきことは、主語と述語を明確に探すことです。
「誰が」「何をした」という記事なのか、ということですね。
日経新聞はその主語が企業であることが多いと思います。述語は「売上が伸びた・下がった」であったり、「新しく開発」などビジネスの新たな展開を報じるものだったりします。
具体的には、「日本工営、英社を買収」なんていうのがあります(日経新聞3月4日・日刊)。
これはとても分かりやすいですが、「日本工営という会社が」「買収をした」という概要がわかります。
こんなふうに、誰が何をした記事なのか捉えながら見出しを読むと本文も頭に入りやすくなります。
新聞を日課にしよう!
以上、読むべきページ、そして記事の読み方を簡単に紹介しました。
大切なのは、三日坊主で終わらず、新聞を読み情報収集することを日課にすることです。
新聞は、単発で時々読むよりも、毎日読んだ方がよりおもしろくなります。
それまで読んで知っていた案件が、どうなっていくのか進捗を見ることができるからです。
ぜひ、まだ日経新聞にハードルを感じている人も、読んでみましょう。
これだけの情報、知識がついて毎日160円は安いとおもいます。
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