先週の金曜日から公開が始まった映画『オリエント急行殺人事件』。
原作は、かの有名なアガサクリスティーの小説で、豪華キャストが多数出演していることで話題を呼んでいます。
公開日当日に映画を見てきたので、映画のあらすじと実際映画を見てきたレビューをまとめたいと思います。
オリエント急行殺人事件のあらすじ(ネタバレなし)
アガサクリスティーの小説といえば、名探偵ポアロが主人公。
この話では、ポアロは元々エルサレムにいるシーンから始まり、そこからロンドンへ移動するためにイスタンブールから豪華寝台列車である『オリエント急行』に乗り、ストーリーが展開します。
イスタンブールから陸路でロンドンを目指すなんて、現代では気の遠くなるような話ですが、当時は列車という手段も現実的だったんですね。
大雪に覆われた山脈を超えて走るため、途中で雪崩が起こり、列車は脱線、立ち往生してしまうのですが、その時にちょうど事件が発覚します。
乗客の一人である、大富豪の男が自室で殺されているのが見つかるのです。
ポアロは、元々この列車では仕事から離れ羽を伸ばそうと思っていたのに、列車のオーナーであるブークから頼み込まれ、停止した車内で事件の解決をすることになるのです。
ここからストーリーは乗客一人ひとりの取り調べに入るのですが、誰も彼も、取り調べの話の中に小さな嘘をたくさん織り交ぜていることがわかってきます。
そこからが面白いのですが、真相は見てのお楽しみにとっておきますね!
(チラッと言うと、コナンみたいに、犯人はおまえだ!みたいにならないところが、大人の小説だな~と思いました。)
実際見てきた感想
では、実際見てきてどうだったか書いていきます。
迫力
映画館で映画を見る醍醐味ともいえるのが、音量や大画面による迫力ですよね。
その点においては、まぁまぁ迫力はあったかな~という感じです。
映画のオープニングシーンであるエルサレムの様子や、オリエント急行が出発し、雪道を走り抜けていくシーンなんかは、映画ならではのワクワク感がありました。
特に、オリエント急行の出発シーンは、タイタニックの出発シーンを少し想起させるような、列車を見送る人々がうらやましそうに、でも気持ちよく送り出している感じが、感動的でした。
あとは、事件が起こるシーンやハプニングが起こるシーン、終盤で容疑者と対決のようになるシーンは、映画館でみるとかなり迫力があります。
ストーリー展開
事件が起こってからは、あまりストーリーのテンポはよくないかもしれません。
特に取り調べを一人ずつしていくプロセスは、少し退屈かなーとも思いましたが、注意深く見ているときっと見ている側も一緒になって推理できる面白味があるのではないでしょうか。
ただ、乗客全員が容疑者だからこそ、登場人物の顔と名前、属性、証言について全て頭に入れていくのはかなり難しいです。
本であれば、自分の頭の中を整理しながら少しさかのぼって読み返すこともできますが、映画だとちょっと厳しいですね…。
もう一回みたらきっとストーリーの伏線なんかも気づけるかなーと思います。w
見ごたえはあった?
映画館でみて、あまりにも退屈だとDVDで十分だった~と思ってしまう作品もありますが、『オリエント急行殺人事件』については、映画館で見ることをおすすめします!
おすすめする理由としては、
- ストーリーや結末は一ひねりあって面白かった
- キャストが素敵だった!(ジョニー・デップ、デイジー・リドリー、ペネロペ・クルスなど)
- エルサレムやイスタンブールの情景が素敵だった(旅好きとしてはとても楽しい)
混み具合はどう?
公開日当日に、たまたま映画みたいな~と思ってなんとなく見た作品だったのですが、平日昼間にもかかわらず結構多くの人が見に来ていました。
原作が人気なのと、キャストがジョニー・デップはじめ豪華なので気になるという方も多いんだろうと思います。
私がみた回では、結構年配の方も多かったかな?
やっぱり小説を読んだことがある人は、見てみたいと思いますよね!
(私は原作の小説は読んだことがなかったので、ストーリーを全く知らずに見ましたが、それでも問題なく楽しめました!)
予告編
予告動画もすごくわくわくします!ぜひ映画館へ行ってみてください♪
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